昼間の街は、多くの人が道を行きかい、
また、お店もたくさんの人が出入りする。

 

常に、車の走る音や、人の話し声など、雑踏と呼べるだろう音が聞こえてくる。

 

例え多くの人がいる中で、一人ぼっちでいたとしても、
雑踏の中にいたならばそれほど寂しさを感じないものだ。

 

群衆の中の一人という意識で、周りにいる人は知らない人たちではあるが、
一緒の共有している、という心理が働き、昼間のうちは平気なのだ。

 

しかし、これが夜になるとどうだろう。
帰宅ラッシュのさなかは、家に帰る足早な人たちで騒がしくなるが、
ビジネス街からは徐々に人がいなくなっていく。

 

夜20時以降は、駅近くの飲食店街はまだにぎやかだろう。
仕事帰りのサラリーマンが、仕事の癒しを求めてお酒を飲んだり、
同僚と話したりする。

 

そして、24時にもなると、終電もなくなってきて
帰れなくなるという危機感から電車に駆け足で乗り込み、
明日に備えて家で寝る。

 

これが日常繰り返される。

 

このように働いて、家に帰る人がほとんどではあるが、
そうできない、帰ることができない人もいるのである。
もしくは、帰りたくない人もいる。

 

主に彼女たち、という表現になるのだが、
さまざまな理由で家に帰れず、その日の夜を街中で過ごさなけれない人がいるのだ。

 

夜、人がいなくなった街中といえば、
危険に遭遇する確率が高くなる。

 

特に女性が一人でいるのはいうまでもなく、何が起きるかわからない。
そんな危険から逃げ延びるため、
女性は神待ちを行うのである。

 

また日が昇るまでの数時間を、安全な場所で過ごすため、
サイトにて、拾ってくえる神を探すのである。

 

神待ちサイトは、彼女たちの心の支えとてもいうべきだろうか、

 

神待ちは、彼女たちにとってなくてはならないものになってきている。