自分の居場所に困り、家を飛び出す。
本当は、家という安心できる場所にいたいのに、それができない。
誰しもが思う当然の希望なのだが、それができない子が増えてきているのだ。

 

家を飛び出した後、
ほとんどの子が連れ帰される。

 

いや、自ら戻るという表現がただしいかもしれない。

 

なぜなら、子ども一人では暮らしていけないからである。

 

食べるものも、寝るところもどうにうもできなくて、
警察に補導され親元に帰るのだ。

 

しかし、どうしても家に帰りたくない。
その気持ちが強い子は数か月、また一年単位で帰らないということがある。

 

彼女らはどうやって生活しているのか。
そこで使われているのが神待ちサイトと言われるインターネットの掲示板である。

 

困った時に、神様を募集するサイトである。
男性は、若い子の願いを聞き、
その見返りとして性行為を求める。

 

彼女たちは、自分の立場と見返りにもらえるものを天秤にかけ、
男性のいうことを聞くのであった。

 

こんなある種の力関係がいままで作られてきたのだが、
それがどうやら変わってきたようである。

 

それが、泊め男という言葉の始りで分かる。

 

泊め男とは、神待ちサイトでみつけた、泊めてくれる便利な男という意味で使われる。

 

その泊め男の情報は、女性側で情報が回され、
便利で安全な男として広まるようだ。

 

女性側としては、自分へのリスクが少ないほうが良いという心理がある。

 

また、男は自分たちへの性的な視線をもっていることは百も承知なので、
その下心を利用し、自分たちの思うように条件を譲歩させるのである。

 

たとえば、食べるもの1つとっても、ファミレスではなく、
駅から少し離れた、高級レストランを要求したりである。

 

神待ちサイトには家出を装った子も出始めているので、男性側は気をつけたほうが良いだろう。